不動前

【目黒線不動前】女性の腰痛への鍼灸治療「子供を抱っこできない…」

先日、以前施術をさせて頂いた方から、「妻が腰痛で困っているから治療してくれませんか」と連絡が入り、目黒・不動前方面に行ってきました。

当たり前ですが、東急目黒線沿線は三多摩地区と雰囲気がだいぶ違いますね。

このあたりに美味しい焼肉屋が合ったような記憶が。それはさておき。

前日から腰に違和感があった

お話を伺うと、前日から腰に違和感があり、その後に痛みがどんどん増してきた様子で、今日はもう起き上がるのも辛いほどになってしまったとのこと。
翌日から幼いお子さんと遠くへ出かけるそうですが、腰の痛みが邪魔して「抱っこ」できません。
「何とか治したい……」と切実な表情でおっしゃっていました。

しっかり治して、楽しく抱っこして外出していただきたいです。

どんとこい、腰痛!!

腰痛の治療では横になるのが普通だけど、長時間は考えもの…

さっそく施術に入ります。
まずはうつ伏せになっていただき、骨盤を緩める施術を行います。

整骨院や整体院などでの腰痛治療でよくあるのが、「終始ベッドに横になって施術を進め、終了時に痛みを確認」っていう流れです。
これ、治るのに時間が掛かってしまいます。痛みが出る姿勢と施術時の姿勢に違いがあるから。
前屈時に痛むなら前屈を、起き上がるときに痛むなら起き上がる動作を、施術中に行うべきなんです。

あと腰が痛い人に長時間横になって頂くのも得策とはいえません。筋肉が固まってしまうと起き上がることができなくなるリスクがあります。

身体を前に倒す(前屈)すると痛むのでお尻を緩めてみる

骨盤を緩めた後、一度起き上がってみて頂きます。

この段階で痛みが薄まっているのを実感していただけました。まだ痛みは残っているけど、起き上がる動作が全然違うとのこと。
良い方向に向かっているようでひとまず安心!施術は続きます。

上半身と下半身を正しく繋げる

その後、天井を向いて寝ていただき、お尻の筋肉を緩めます。
お尻のツボを押さえながら、両足を挙げてみることに。一見すると筋トレですが、これで神経の通りが良くなり、どんどん足が挙がりやすくなります。

次にアプローチするのは鎖骨です。
鎖骨のツボを押さえつつ、今度は両膝を曲げたところから左右に足を倒します。
腰の痛みによって離れた上半身と下半身を正しく繋げるイメージです(伝わってます?)

この段階で、腰に鍼を行いました。

目黒区での出張鍼灸施術の様子(女性の腰痛)

※許可を頂き撮影

さて、腰の痛みはどうなったでしょうか…

抱っこができるようになった!

朝の痛みは全く無くなり、起き上がる際のストレスがなくなったとのことです。

腰がこれだけ改善したので、抱っこもできるのでは?ということでお子さんを抱っこ…
できました!お子さんを抱っこできました!おぉ、最高!!

これで明日から遠くに外出するのも問題なさそう、とのこと。

めっちゃよかったです!

気をつけていても、腰痛になることはある…でも筋トレはすべし

施術後に「何を気を付ければいいですか」と聞かれましたので、「筋トレをしてください」とアドバイスさせていただきました。

どんなに健康でも、どんなに気を付けていても、腰痛になるときはなります…。

腰痛になってしまう確率を少しでも減らすために「筋トレ」を行うことをお勧めします。筋トレをしている人は腰痛になっても改善しやすいです。
ぜひ腹筋・背筋を少しづつでも続けてみてほしいと思います。

腰痛の改善方法についてはこちらから

東京都小平市を拠点に出張施術を提供したり、オンラインでセルフケア方法をレクチャーさせて頂いております。このブログでは鍼灸に関する豆知識や施術の様子、肩こり腰痛の改善に役立つ情報を綴ります。 鍼灸師歴13年。格闘技選手・指導者でもあります。

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