先日、腰痛の施術に府中方面に行ってきました。
武蔵野線「府中本町駅」や、京王線「府中」からほど近い宮西町あたり。
府中…良い場所ですね!
昔の友人が府中に住んでいた時は、よく飲みに行って府中駅あたりで遊んだものです。
今も映画を観る時とか、ラーメンを食べにちょくちょく寄ります。大國魂神社がありますし、府中はパワースポットですね。
とはいえ、宮西町方面に足を運んだのは初めてかもしれないです。
運転中などに気になる腰痛…整骨院に行っても良く分からない…
今回ご依頼頂いたのは、男性の方です。
6月くらいから腰の痛みが気になりだしました。
特に気になるのは運転中で、腰の張りが気になりだすことが多くなったそう。
他に気になるのは、
椅子から立ち上がる時
朝ベッドから起き上がる時
などです。
整形外科で骨に異常はないと診断されたあと、近所の整骨院に通っています。
ただ、「いまいち効果があるのか実感できない」とおっしゃっていました。
2か月腰の痛みが続けば「もしかして良くならないのか…」と不安になるのも無理はありません。
しっかり改善したいと思います!
足首が固い…足首を緩めることで腰の張りが減る
布団でもソファでも施術は可能ですが、ベッドからの寝起きに違和感があるとのことで、今回はベッドを使用させていただきます。
まずは背中の施術から入ります。
右の腰が張るということで、具体的な場所を指していただきます。
うーん、どうも足首の固さが気になります。左右を比較すると、右の方がコリが強い様子。
足首は腰痛と密接な関係があるので、しっかり緩めてみました。
まだ序盤なのですが、一回ベッドから起き上がる動きを行っていただきます。
この段階で、だいぶ楽になって動きやすくなったとのこと。
とりあえず、施術は間違った方向には進んでいないようです。
【閑話休題】治療にとって本当に大事なのは?
ちなみに、「コリは触れば分かる」と豪語する治療マニアな先生は、詳しく痛む部位を患者さんに聞かないそうですが、それはどうかと思う。
そりゃあ、触れば分かるけど…。
そんなことより患者さんが気になる部位を正しく知る方が何倍も価値あるし。
閑話休題ってことで、話を戻します。
お腹と背中がくっつく…腰痛の治療にお腹を使ってみる
続いて、お腹のツボを用います。
腰と反対側に位置するお腹は、いわば盲点とも言えるんですが。
経絡(気に流れ道)でもつながっていますし、お腹の下の内臓の疲れは腰痛の原因になります。
飲み過ぎた時に腰を痛めることが多いのも、お腹の調子が起因していると考えられます。
お腹を良くほぐしつつ、脇腹を刺激してみます。腰痛治療には脇腹が効くので、ぜひ実際に試して頂きたいです。
この段階で2度目のチェック。
痛みがさらにとれて椅子から立ち上がる動作も相当しやすくなったそうです!
残っている違和感…「身体を反らした時の腰の張り」
ここから立ち上がった状態で、施術の仕上げを行います。
痛みはほぼ0になりました。
ただ、天井を見るように身体を反らす時の腰の張りがまだ残っています。
この張りをしっかり取りたい!
狙ったのは脚。
足の内側を刺激すると反らすと現れた張りが消えます。
ということは、残っている張りの原因は、腰ではなく脚である可能性が高い。
脚の内側を緩めたら、身体を反った時の張りも無くなりました!
【改めて】痛いという感情は嫌だね
何がともあれ、喜んでいただけたのでそれが一番うれしかったです。
施術後にお話させていただきましたが、やはり痛みは嫌な感情で、仕事中も家でも気になってしまうと。
そうなんですよね、人間は「快楽を求める」「苦痛から逃げる」生き物で「苦痛から逃げる」方が優先順位が高い。
痛みをより敏感に感じるようになっています。
そうなると、痛みにばかり気を取られてしまいかねません。
取れる痛みはしっかり取りたいもの。そのために私もひたすら精進あるのみです。
課題:身体を反らすと出る腰の張りをしっかり治すべし
私自身の課題は山積みですが、身体を反らすと出る腰の張りを、もっと早く取れるようになりたいです。
以前も治療で時間が掛かったことがありました。もっと早く確実に治せるように技術をひたすら磨こうと思います。
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