筋トレ

腰痛対策のための「筋トレ」が続けられない…効果的な方法をご紹介

ある日の様子。

予定が空いた日があったので、「掃除をしよう!」と思い立ちました。
何か所か掃除したいと思っていた場所があったのでこの機会に綺麗にしようと考えていたんです。開始時間を決めてそれまでは好きなことを行っていて、その時間が来ました。

「時が来た。それだけだ!」(破壊王)

…開始時間になっても全く動きたくありません(呆)
全くスタートしたくないんですよね。「とりあえずコーヒー飲んでからにしようか」みたいな。
開始時間がずるずる延びていきます。
結局掃除に取り掛かったのは数時間後でした…。

 

筋トレや運動は腰痛改善に効果的!…でも

 

日本人の9割以上が生涯に一度は経験する「腰痛」ですが、腰痛になったら行うことはシンプルで、この中から何を行うか選んでください。

・我慢する
・筋トレや運動を欠かさず行い改善を図る
・定期的なメンテナンスを行う

2つ目の筋トレや運動って腰痛の改善はもちろんのこと予防に効果的なのは言うまでもありません。「腰痛やぎっくり腰は運動しながら治す」のは新常識になりつつあるのです。
「腰痛になったら安静にして無理な運動は控える」というイメージがあるかもしれませんがそれでは回復は遅くなりますし負のスパイラルに陥って腰痛が治らないままになる恐れも。
積極的に運動を行い腰痛を無くしましょう。

…というのは正解ですが物事そんなうまくはいきません。人間そんなにシンプルな生き物ではありませんよね。頭で理解したからと言ってじゃあ行動に転換できるかっていったらそれはまた難しいわけです。

 

運動を続けるのは面倒だ…

 

ダイエットをするぞ!と一念発起しフィットネスジムに入会した人の何割が3か月後まで続けているか?驚くほど少ないですよ。
運動って続けるのが結構しんどいですし、言ったら苦しさも伴うものですから強いモチベーションが無いとなかなか難しい…。
最初は続けることができていたとしても、日々の疲れ、忙しさから続けるのがしんどくなってしまい、運動を開始した動機も忘れがちになってしまうことも。
熱い季節はまだいいかもしれません。寒い時期なんてかなりの高確率で心が折れます…。
なんせ、外に出たくないんですから。外に出てランニングしようとかフィットネスジムに足を運ぼうっていうのは「きっかけ作り」や「モチベーションを上げる方法」を考えないと継続できないかもしれません。

 

運動を続ける方法「とりあえず動き出す」

では運動を続けるにはどうすればよいか?
一番シンプルで私も行っている方法をご紹介しますね。
「とりあえず動き出す」ということです。

雑に言ってしまうと「つべこべいわず取りあえず始めろ」っていうことなんですが(笑)
とりあえず始めることの有効性は脳科学から証明されているんです。
作業性興奮」といって、人間は何か物事を行うと脳に刺激が送られ、気持ちが上がるようにできているわけです。
物事を始めたらだんだん楽しくなってきた、という感覚はこういった脳への刺激から起因していると考えられます。

「やる気が出たから動き出す」というよりも「動き出したからやる気が出る」の方が脳の働きからしたら正しく、早いわけですね。

筋トレを毎日続けようと思ったら、どんなに忙しくてかったるくても「とりあえず」腹筋を行ってみる。ランニングを継続しようと思うならどんなに外が寒く心が寒そうでも「とりあえず」走り出してみる。
気持ちより先に身体を動かすことで、結果気持ちもしっかり乗ってきて、運動が終わった頃には清々しい気持ちになれるとともに、腰痛のない健康な身体に一歩前進できるというわけです。

 

どんなものごとでも一緒「考えずに跳ぶ」

 

運動を続けるにはとりあえず動き出す、これで間違いないですが、これはどんな物事にも共通していると思うんですよね。
あれこれ考える前に先に飛び込んじゃった方が、早く効果的なことって多々あります。
仕事でも人間関係でも、あれこれ考える前に、気持ちが乗るのを待つ前に、「とりあえず跳ぶ。跳んでから考える」っていうスタンスで行くと、結果成功すると思うんです。
ぜひ考える前に動き出してみてください。

 

腰痛対策には「脇腹」を鍛えよう

 

では腰痛の話に戻します。
腰痛対策に効果的な筋トレをご紹介しようと思うのですが、腹筋、背筋、スクワット、実は全て腰痛改善に効果が期待できます!
(スクワットは充分に姿勢に気をつけ、腰を痛めないようにしてくださいね)

おすすめは、「脇腹」を鍛えることです。お腹と背中がくっつく部分である脇腹を筋トレで刺激してみてください。

 

サイドプランク

 

おすすめ種目は「サイドプランク」です。
体幹トレーニングとして紹介される種目で、腹筋対策の運動を行うならこれがおすすめ!
ポイントは名前の通り「プランク(板)」のように身体を一直線にすることです。
慣れてきたらこの状態から足を動かしたりして負荷を増やしてみてください。
まずは30秒を何セットか行えるようにし、目標は90秒を目指しましょう。
腰痛対策、そしてお腹周りもすっきりすることができますよ。

腰痛対策の運動は全てに通ず

 

先ほどいったように、ほとんどの人が人生で一度は腰痛を経験します。
その際に「我慢する」「筋トレや運動を続けて改善を図る」「治療やメンテナンスを継続する」ことを選ぶ必要があります。
腰痛対策の運動を行えば腰の痛みは楽になるのですが、ダイエットにつながったり心肺機能向上になったり生活習慣の改善ができたり様々な相乗効果が生まれます。
一石…何鳥か分からないくらい多くの効果が期待できるのです。

ぜひ腰痛に悩まされたままでいないで、運動を行って改善を図ってみてくださいね。
そしてやる気が起きない、モチベーションが上がらない時は「まず動く」ことで脳に刺激を送ってあげてください。
運動を継続させましょう!

 

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鍼灸師 藤澤優作

東京都小平市を拠点に出張施術を提供したり、オンラインでセルフケア方法をレクチャーさせて頂いております。このブログでは鍼灸に関する豆知識や施術の様子、肩こり腰痛の改善に役立つ情報を綴ります。 鍼灸師歴13年。格闘技選手・指導者でもあります。

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