この間、患者さんと話をしていて、改めて思ったことがあります。
人間の身体は消耗品に近いのでどうしたって痛みがでることもあるだろうし、身体の疲れや不調に悩まされることはある。
痛みの対策として、選択する行動は3つしかないんです!
A.「痛みが出た時にひたすら我慢して耐える」
B.「日頃から筋トレを行ったり食事に気を付け予防を行う」
C.「定期的に治療して身体を回復させる」
この中であなたがどれを選ぶかは、どれだけ自分自身を大切にしているかによるのですが、おそらく目標や夢に向かって邁進されている方は、BかCを選びますよね。
我慢して耐えるって、苦行じゃないんですから…。
定期的に治療(身体のケア)を行うか、筋トレや食事などを意識する!
筋トレに関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
今回は日頃の「セルフケア」に役立つ情報をお伝えします!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
100円ショップに「チタン灸」が売っている!
患者さんが「普段から100円ショップに売っているお灸を使っているんですよぉ」って話をされていて、先日100円ショップ「ダイソー」に寄った際にこの話を思い出し、探してみました。
すぐに健康コーナーで見つけましたよ!「チタン灸」なるものを発見しました。
早速購入し、自分自身の身体で試してみることに。
ちなみに余談ですが、専門学生の頃「ダイソー」でアルバイトしていたことがありました。
お客さんとして訪れるダイソーと全く違いました…。実に様々なことが学べた仕事でした。
【※追記】
5年後に、ダイソーの「チタンテープ」についても紹介しました!
ダイソーのチタンテープは効果あり!おすすめの貼り場所(ツボ)や注意点を紹介
チタン灸とはお灸なのか?
チタン灸とはチタンがついたお灸です。そのまんまですが(笑)
これ、お灸というよりは「貼り付ける鍼」に近い感覚です。
通常はもぐさに火をつけることでツボを温めるものですから正確にはお灸…ではないです。
お灸に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
鍼なのかお灸なのかは関係なく、効果があるか無いかが大事!
こちらのチタン灸を、鍼灸師の目線からお伝えできたらと思います。
個数は10個。気軽に張り付けられる
裏には簡単なトリセツと、ツボの紹介が書かれています。
チタン灸の数は10個。簡単に貼り付けることができます。
裏はこんな感じ。シールにチタンがくっついているんですね。
では早速自分自身の身体に貼り付けてみようと思います。
痛い?痛くない?
さっそく貼ってみたのですが、チタンがむきだしになっていてそれをシールで貼るので少しチクっとするかもしれません。これは貼る場所によります。
基本的には痛くもなく、もちろん熱くもないです。安心して利用できるでしょう。
ただ後述しますが、意識的にチタン灸を押し付け、チクッとした感覚が必要なこともあります。
すぐに剥がれない?
次にシールがすぐに剥がれないかどうかなのかですが、それは心配ないです!
かなりしっかり貼り付けることができていて、お風呂に入っても気が付いたら剥がれていた、ということもないでしょう。
顔に貼ることができるので、美容にも使える!
このチタン灸は安全に貼ることができるので、顔に貼り付けることもできます。
ということで、美容目的で使用することもできます!
顔面に鍼を刺す「美容目的の鍼灸」は今やすっかり定着しましたが、このチタン灸を使えば夜寝る前、あるいは寝ている最中貼り付けておくことでセルフケアが手軽にできます。
女性の方はもちろん、男性の方にもおすすめです!
チタン灸を貼る!おすすめのツボを紹介!
ではおすすめのツボを2つご紹介します。チタン灸を貼り付けてみてください!
今回は特に「肩こり」に効くツボをご紹介しました。
少沢(しょうたく)
手の小指の爪の部分にあるツボです。
肩こりに凄く効くツボで、五十肩など頑固な類の肩こりにも効果を発揮しますよ!
チタン灸なら簡単に貼り付けることができます。
曲池(きょくち)
これも肩こりに対しての定番ツボですが、寝違えやむち打ちの治療にも用いられる部位です。
肘の膨らみの部分に取ります。肩こりやムチ打ちの人はここを押すと激痛です…。
チタン灸を貼り付ける際は、肘の膨らみのあたりで痛む部位を探して狙ってみてください。
肩こりや四十肩について、こちらの記事にも詳しく書いてあるので併せて読んでいただけたらと思います。
ツボの効果的な見つけ方に関してはこちらの記事も役に立つかと!
チタン灸は効果あり!ぜひ試してみてね!
実際に使用してみて、チタン灸は効果があるといえます。
上記で解説したツボの他に数か所貼って、1日過ごしたら身体が軽く感じました。
肩こりや腰痛、先ほど言ったように「美容」目的でも使用できるかなと思います。
100円ショップで購入できますので、ぜひ試してみてください!
応用編:チタン灸を上から押し付けてみよう
最後に応用編ということで、より強くツボを刺激できる方法をご紹介します。
といってもやり方は簡単。チタン灸を貼ったところから指で一定時間押してみましょう。
先ほど言ったようにチタンがむきだしの状態なので若干チクッとしますが、その刺激が効果的なわけです。
指で押したりするよりピンポイントで刺激でき、鍼を刺した時の刺激に近づけることができます。ぜひこの応用方法も行ってみてください!
ダイソーの「チタンテープ」について紹介したこちらの記事もおすすめです。
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