「お灸をすえる」…怖くて熱い?大丈夫!女性の悩みにも効きます

先日、電車から富士山が綺麗に見えました。

真っ白でなんとなく冬の訪れを感じました。
ことわざで「青山に雪降れば、冬暖かし」という言い伝えがあるのをご存知ですか?

意味はそのままらしいですが(笑)今年の冬は暖かいのでしょうか、寒いのでしょうか?

このように、今日のテーマは「ことわざ」です。
ある言葉を中心に綴っていきます。

さぁ、こんな寒い季節は「お灸」が効きますよ!
最初にお灸の話から入ります!

 

お灸とは?

 

お灸とは、鍼灸治療の「灸」の言葉であるように鍼とコンビを成すような関係にあります。

ヨモギから作った「モグサ」に火をつけ消すことで身体に熱を送り治療します。

日本では奈良時代に日本に持ち込まれたと言われていまして、長い歴史の中で技術が進化していきました。

関西の方がお灸は盛んだと聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか?
ちなみにモグサに使用するヨモギは新潟や富山が名産地です。
後で述べますが、モグサには種類があり治療場面で使い分けます。

テレビや雑誌にもたびたび取り上げられ、鍼とともに認知度が上がってきています。
女性の身体の悩みにも効果があり、

・逆子
・不妊症
・冷え性
・肩こり

こういった悩みの治療に用いられています。
お灸を行う「ツボ」として有名なのは、内くるぶしの上にある「三陰交」と呼ばれる場所で、女性の身体の悩みへの「特効穴」(特に効く部分)です。

鍼とはまた違った効き方をするお灸は「身体を温める」重要な役割を担います。
こういった寒い時期にぴったり、ポカポカ温まりますよ!
こちらの記事も参考になるかと思います!

テレビでの東洋医学特集~鍼灸(はりきゅう)の可能性は無限大

 

「お灸を据える…」という怖い言葉

 

ただ、昔から「お灸を据えてやる」という、昔から怖い意味で用いられる言葉がありますよね?

「あいつ、俺のハンバーグ食べやがった、お灸を据えてやる
「俺のカップラーメン食べやがった、お灸を据えてやる
「白米ほとんど残ってないじゃないか…お灸を据えてやる

意味は合っているのか疑問ですが、要するに「叱ってやる」的な意味で使用します。
どうなんでしょう、この言葉を使うのって割と年配の方なのかな?
それはさておき、叱ってやるという意味の言葉で出てくるお灸、「もしかしたら拷問のように熱いものなの?」と不安になってしまう方もいるかもしれません…。

 

なかなか怖い、日本のことわざ

少し話が脱線します。
「本当は怖い童話」って流行ったと思うんですが、同じように日本のことわざってなかなか怖いです…。意味を知っちゃうと「え、そうなの」って思ってしまいます。

白羽の矢が立つ」って言葉を使ったりしたことはありますか?

例えば「スポーツの試合でレギュラーメンバーが負傷してしまい、急遽補欠メンバーから出場者を探すとなり、経験は少ない自分に白羽の矢が立った」

みたいな「選ばれました!」というニュアンスで使用するはずです。

でも実際は少し違って…。

神が生贄に決めた少女の家に白羽の矢を立てた」ところから来ているのだそうです。

ということはあまり嬉しくない…むしろ「選ばれてしまった…」というニュアンスに近い言葉なのです。

日本人は物事を実に上手く言い表したのですね。

「皮切りに」という言葉も由来はお灸

 

ちなみに「皮切りに」という言葉もお灸から生まれたのだとか。

「後楽園ホールを皮切りに、各地を周り最終戦は両国国技館大会」

みたいなスタートするという時に使いますが、語源は「お灸をする際の最初の1壮(お灸の数え方)は皮を切るので熱くて痛い」ということからで、「物事のスタート」という使われ方をし始めました。

さてこうなると、「お灸を据える」「皮切り」と来ているのでますますお灸って熱くて怖いものなんだという疑問が大きくなりますが…。

お灸って拷問なんでしょうか?

 

お灸は熱くない!大丈夫!

このように昔からのことわざによってお灸のイメージが「熱い、怖い」になってしまっていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

21世紀、平成も終わり新たな時代を迎えようとしているこの瞬間も、お灸は拷問のイメージなのでしょうか?

安心してください!お灸は安全ですから!

「お灸を据える」は懲らしめるという意味でしたが、現在は「お灸を据える」の意味は「疲れで困っている人を助ける」の意味ですよ!そのままですが(笑)

理由はこの後詳しく解説しますが、考えてもみてください。
安全で効果があるから「温活」として女性に求められているわけですよ。
鍼にも言えますが、危なっかしくて受けるのを躊躇する人ばかりだったらこのように何千年も伝えられて残っていないですよね?

 

熱いお灸もあるにはあるよ!

ただ現在、すべてのお灸が安全で、と言うと少し違います。

というのは「治療効果」を考慮しあえて「チクッ」とした刺激を与えるお灸もありますし、あえて皮膚に痕を付けるお灸も存在します。
ただこういったお灸をする際は必ず患者さんに確認をとるもの。
そして熱かったりしたとしても一瞬、痕だってすぐ消えてなくなります。
そして何より「効果はとても高い」です。

こういったお灸の技術は古より伝わり脈々と伝わって現在に残るわけです。
現在のお灸の主流はもっとライトで、安全なものです。

 

現在のお灸は温かくて気持ちよい!

昔ながらのお灸が現在に残りながら、現在多く使用されているのはじんわり温かく気持ちよいお灸です。
赤外線レーザーのあたたかい心地をご存知の方も多いかと思うのですが、あの心地がピンポイントになったといえば良いのか。とにかく先ほどの「温活」向きなお灸ということが言えます。

昔の灸に比べ今のお灸は熱くないように様々な工夫がされています。
例えば「棒灸」というお灸は皮膚から完全に離れた位置からツボを温めることで不調を改善します。
従来のお灸とは全く形が異なるものの、「ツボを温めてアプローチ」する点では同じです。
このようにお灸の効果を損なわないように、一人でも多くの人が灸治療を受けられるように技術が日々進化しているのです。
お灸受けてみたくなりましたか?(笑)

こちらの記事もぜひご覧ください。

鍼灸の鍼(はり)ってどんな感じ?ご紹介します

 

施術者にどんどん聞きましょう!

 

では最後に、鍼灸治療を受ける際のポイントを解説させていただきます。
ずばり「分からないことは何でも聞く」ということを心がけてください。

分からないことと言うのは痛みのことでもいいですし、身体のことでもいいですしツボのこともOKでしょう。
お灸が熱くないか不安なら、どんなお灸を行うのかを尋ねてみましょう。

治療家の立場からすると、これはまぁ治療家によるのかもしれませんが、私の場合はキャッチボールができて治療がすごくやりやすくなります。
中には「静かにしていてほしい」なんて言う先生もいるかもしれませんが、これってイタリアン料理屋で、出てきた料理の材料が気になってシェフに尋ねたら「だまって食べろ!」といっているのと同じですからね(笑)
主役は患者さんですから。もちろんいじわるな質問には答えてくれないと思いますが不安なこと、気になったことはしっかり話しましょう。

先生に力量があるなら武器(治療道具)を変えたり対応することが可能でしょう。

 

お灸は効きます!

 

いかがでしたか?
今回は「お灸は熱いのか、怖いのか」という疑問について解説しました。
熱いお灸もありますが危険なことはなく、現在のお灸は安全で温かく気持ちよいものばかりです。

最初にお話しましたが、こんな寒い時期にはお灸が効きます。
じわじわ、身体の芯から温まることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
お灸は効きます!お灸で元気な毎日を送りましょう!

 

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