先日、格闘技の練習中に膝を痛めてしまい、自分自身で治療を行ったことを書きました。
今回は後日談のような形で、その後に膝の様子がどうなったかを綴ります。
今膝を痛めていて治療を検討している方にとって、有益な情報になると思うので、是非参考にして下さい。
膝はだいぶ楽になったが、動いて痛むことはあった
痛めた直後に鍼灸施術を行ったことで、膝は全体的に軽くなりました。
ただし、ピタッと痛みが収まったわけではありません。
脚の動かし方によっては、膝に痛みが走ります。
ですから、痛めた方の脚を動かす時は慎重にならざるを得ません。
様子をチェックしようとランニングをしましたが、最初は痛くて走れませんでした。
おそらく靭帯を痛めているので、膝が安定しない感覚があります。
言うまでもありませんが、嫌な感覚です。
ただ走れないのは悔しいので、背骨にあるツボを抑え、膝へつながる神経の通りを良くしてみることに。
すると膝がまたすっと軽くなり、膝が安定する感覚を覚え、ランニングすることができました。
自身への治療を2回ほど重ね、徐々に通常に戻ってきた
痛めた直後の治療から、2回ほどさらに自身へ治療を行いました。
腰痛などと同様に、今回の膝の痛みも移動するというか、痛む場所が変わるのが印象的です。
その時の痛みの様子に治療内容を合わせる必要があります。
自身の感覚ですが、膝のお皿周辺と太ももの裏側に鍼を打ち、脚の力を入れる・力を抜くを繰り返す施術が効きました。
徐々に通常の状態に戻ってきているのかなと。
格闘技の練習ではできることをやる
膝を痛めてから1週間。
まだ本調子ではないものの、格闘技の練習を行うことができました。
打撃にまあまり影響がないのですが、寝技ではどうしても膝を庇うので、いつもの動きはできません。
ちょっと足首が引っかかったり、膝にぶつかったりすると痛みます。
でもその中で「できることをやる」を意識しました。
また必然的に「力を使わずに動くには?」を考えるので、良い技術練習にもなったと思います。
練習中に膝が痛くなったとしても、顔に出してはなりません。
相手に悟られないための練習でもありました(笑)
【10日後】膝がほとんど気にならなくなる
痛めてから10日後ほどには、膝の痛みが気にならなくなっていました。
何かの拍子に膝に負荷がかかっても、痛むことはありません。
膝そのものも、ようやく感覚が戻ってきたというか、力が入って安定している実感が持てます。
膝を痛めて治療して分かったこと
では私自身の備忘録も兼ねて、膝を痛めて自身で治療して分かったことを綴ります。
鍼灸は膝の痛みの治療に効果がある(ただし完治まで時間を要することもある)
膝が「グキっ」と鳴るような大きめな怪我でした。
こういった怪我って痛めた箇所にもよりますが、運動復帰まで最低2ヶ月は要します。
そういった意味では、今回は7日で運動復帰できました(サポーター無しで)。
10日後にはほぼ痛みは完治しましたので、鍼灸治療は一定の効果があったと思います。
ただし、1回治療してそれで全快となるわけではないようです。
ある程度は治療を重ねた方が良いことは間違いありません。
※効果の出方には個人差があります
少しずつ運動をすることが大事
膝が痛い状態では、運動することに躊躇しがちです。
でも動かせる範囲で動かすことが大事だと再確認しました。
動かしている途中で膝が痛くなる瞬間がありますが、それも治癒の段階において大事なのかもしれません。
やはり治療だけでは不十分で、リハビリ的な意味も込めて動かすって大事です。
実験は有意義でした!怪我には注意しましょう
誰だって怪我したくないものですが、今回自身が怪我をしたことで、色々と発見がありました。
痛みを伴った実験は有意義でした(笑)
もちろん、あなたは怪我をしないように十分注意して下さい。
これから屋外で運動しやすい季節になります。
身体を動かしてアクティビティを満喫しましょう!
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