起床時や身体を動かす前の準備として、多くの方が行うのが「ストレッチ」です。
有り体に言って、ストレッチの効能は計り知れません。とくに肩や腰が凝っているときや身体が疲れているときなど、ストレッチを行うことで調子が良くなることが多々あります。
一体、誰が思いついたのか?
これは言いすぎかもしれませんが、誰もが毎日、定期的にセルフストレッチ(自分で行うストレッチ)を続ければ、肩こりや腰痛に悩む人数は減るのではないでしょうか。

ストレッチをやるからにはより高い効果を追求したい
考えてみれば、「ラジオ体操」に代表されるように、昔から私達の生活のなかに「筋肉を伸ばす」という習慣が根付いているのかもしれません。
(規模が大きすぎるか?w)
誰もが知っているストレッチ。だからこそ、より高い効果を追求したいわけです。
そうすれば、結果的により豊かな生活を送れると思うからです。
(やはり規模が大きすぎるか?w)
よく行うセルフストレッチに「工夫」を加える
「より効果の高いセルフストレッチ」を実現するために、新しい形のストレッチを行うのも当然有効でしょう。
ですが、「以前からあるストレッチにひと工夫を加える」というアプローチもあるはずです。
その方が簡単で取り組みやすいかもしれません。そして人体の構造を考えた場合、工夫する方法はいくつか存在します。
その方法を1つ紹介します。
【簡単】ストレッチを行っている時に「指を動かす」
セルフストレッチを行っている時に、意識的に指を動かしてみてください。
腕や肩のストレッチなら、手の指を開いたり閉じたり、物を握るように指を曲げるのも有効です。

脚部のストレッチなら、足の指(足趾)を縦に動かしたり曲げたりしてみましょう。
これだけで、ストレッチの効果がより高くなります。
このとき、指を掴んでストレッチするのも有効なのですが、それより指を運動するように、指自身で動かすのがおすすめです。
その方が、指先まで「通る」感覚が強いと思います。そして、指先まで血液が巡って気持ちよさを得られるはず。
ちなみに、「手足の末端が大事」というのは、鍼灸をはじめとした東洋医学にも通じるといえるかもしれません。
例えば肩周りをすっきりさせたくてストレッチする場合も、手の指を動かすことで腕全体の血液の流れ・神経の通りが良くなり、結果的に肩周りがよりスッキリします。
余談ですが、私が担当する格闘技のクラスでは、練習の序盤にストレッチを行うのですが、意識的に指を動かしてもらっています。格闘技は指への負担が強く、怪我しやすいという背景があるからです。
誰でもすぐに取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてください。
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