世の中にはさまざまな健康サービス(医療系を含む)が存在します。
これ、痛みが発生する「前後」で分けると、わりと面白い構造が見えてきます。
さっそく見ていきましょう。
【結論】痛みが出た後にサービスが集中している
まず当記事でいう「サービス」とは、専門家が知識なり実践なりを提供する業種を指すものとします。
痛みに関係するサービスを、痛みが発症する前後で図に分けてみました。

要するに、痛みが発生した後にサービスが集中していますね。
病院や整骨院、整体院やカイロプラクティックなど。「当院なら治りますよ!」と謳っている。
肩や腰が痛くなった後の選択肢は多くあるといえるでしょう。それだけに利用者にとっては「選べないよ」といった感じなんですが。
【自分で頑張って】痛みが現れる前にできることは?
一方、痛みが現れる前にできることや利用すべきサービスはどうでしょうか。
健康的な生活には、一般的に「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」が大事だと言われています。
そう考えると、まず「適度な運動」にはパーソナルトレーニングやピラティスといったサービスが該当するのではないでしょうか。
でも、「バランスの良い食事」「十分な睡眠」に該当するような、一般的なサービスがちょっと思い浮かびません。きっと存在するのでしょうけど。
そう考えると、痛みが現れる前にできることは限りなく「セルフケア」となります。
もう少し言うと「自分で頑張ってね!」となるでしょう。
痛みが出る前に利用するサービスがもっと増えてもよいのでは?
さきほどの図を見て、いささか歪だと思うのは私だけでしょうか。
本当は、痛みや不調が出る前に前もって抑える「予防」が大切なはずです。
毎日バランスの良い食事を作れて、走ったりパーソナルトレーニングやピラティスを習ったりして、十分な睡眠がとれれば、痛みや不調を予防できます。
でも「言うは易し行うは難し」。それが難しいから困っているわけで。
既にご存知だと思いますが、肩こりや腰痛で悩む人の数はハンパじゃないです。最近は首コリに悩む人も急増している。
もっと予防に関するサービスが増えても良いのではと思います。だからこそ、私は予防に効く鍼灸施術がしたいです。
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