「マッサージと鍼灸」その違いとは?メカニズム、活用用途を解説!

「マッサージと鍼灸」その違いとは?メカニズム、活用用途を解説!

先日、ご質問を受けました。
「肩こりに悩んでいるので解決したいのですが、マッサージと鍼灸、どちらがよいですか」

このような内容でしたので、お答えする形で本日のテーマ「マッサージと鍼灸の違い」について綴っていこうと思います。
効果が出るプロセスに若干の違いがありますし、活用する際に選び方を間違えてしまうと満足できずに終わってしまうこともあるのでぜひ参考にしてください。

 

街にあふれるマッサージ、整体院…

 

街を歩けばいたるところにマッサージ店、整体院、カイロのお店が溢れています。
先日のブログではフィットネスジムの数がめちゃくちゃ増えているというお話をしましたがこういった「リラクゼーション、治療院」系のお店も負けずと増えまくっています。

でもですよ、なんとなくどんなお店なのかは分かったとしても、いざ利用する際に選ぶ基準がないと足を運べませんし、いつまでも頭に「?」がついたまま。
あなたの知人が「腰が痛いんだけど、どこ行ったらいいかな?」とあなたに聞いてきた際に適切なアドバイスをしてあげられるように今回の記事を参考にしてください!

 

マッサージも鍼灸も、国家資格!

最初に書いたように、質問があったのはマッサージと鍼灸の違いについてなのですが、最初に共通している点を挙げるとすると2つとも「国家資格」であるということです。

マッサージは「あんまマッサージ指圧師」、鍼灸は「はり・きゅう師」という別々の国家資格なんです。マッサージと鍼灸を合わせて三療師(さんりょうし)とも呼びます。

従って施術をするには国家資格が必須です。マッサージとかよく目にしますけど本来はあんまマッサージ指圧師しか施術できないことになっています。
より詳しい資格の分類については割愛しますが簡単におさえておいてください。

 

マッサージは「リラクゼーション」

さて最初にマッサージについて綴りますが、マッサージはあなたもイメージをお持ちだと思いますが疲れを癒したりする「リラクゼーション」です。
従って疲れを癒したい、身体をリフレッシュしたい場合はマッサージを選択すべきです。
リハビリの現場などでは「治療」に用いられることはあるんですが、基本はリラクセーションですよ。

マッサージはなぜ効くのか、は後述しますね。

 

マッサージと似た施術

 

器具を基本的に用いずに手技(手を使った技術)でお客さんの疲れを癒すのですが、似た施術としては「カイロプラクティック」「ストレッチ」「柔道整復師」(接骨院、整骨院)「整体院」などがあります。
手技を用いて行うという点で似ており、見分けがしにくい部分もあります…今回は詳しい部分は割愛します。

鍼灸は「痛みを取る」際に活用しましょう

さて一方の鍼灸は、「痛みを取る」「身体の調子を整える」ものだとお考え下さい。
「腰痛やぎっくり腰になってしまった…」「肩こりが取れない..」.の際に、もしくは身体の不調が長引く際にも活用すべきです。
要するに「身体の治療」に用いましょう。

最近は「美容」分野でも積極的に用いられている

 

身体の治療に鍼灸を活用すべきだと話したばかりですが、最近は美容の分野に鍼灸が活用されています。
顔に鍼を刺す「美容鍼」もだいぶ一般の方に浸透してきました。
身体の調子を高め、新陳代謝を活発にする鍼灸は美容と相性がよいのは必然だといえます。

 

マッサージと鍼灸はアプローチが違う

 

ここまでマッサージと鍼灸の活用すべき場面を解説してきました。
マッサージは「リラクゼーション」として、鍼灸は「治療」として活用することを考えましょう。
ではなぜ用途が違うのか?それは「アプローチ」の違いによるものです。

マッサージは気持ちよい!それはホルモンが出るから

 

リラクゼーションとしてのマッサージが「気持ちよい」のは人間の手で凝っている部分、疲れている部分を揉み解すことで、

・幸せを感じるホルモンが出る
・凝っている部分を押すことで血流改善を促し老廃物を流す

こういったアプローチが取れるからです。
つまり人の「手」で施術するというのが実はとても重要ポイントで、人が人に優しくマッサージするからこそ効果があります。

現代もマッサージチェアなどありますが、もしいつか高性能ロボットが発明されたとしても、

・幸せを感じるホルモンが出るか?
・人が人に行うからこその力の加減が調節できるか?

きっと難しいと思いますよ!これからも必要なお仕事ですね。

鍼灸は身体の反応を引き出す

 

一方治療に用いる鍼灸は、鍼を刺す・お灸で温めることで、

・血流が良くなる
・内臓の状態が活発になる
・自律神経のバランスが整う

こういった「身体の反応」を引き出すことで痛みや不調の改善を行います。

身体の反応というのは「梅干を見て唾液が出てきた」「緊張して冷や汗が出た」といった無意識で行うものです。
つまり外からではなく、身体の中からアプローチするということです。

 

鍼を刺すのが、お灸を据えるのが重要なのではない

 

鍼灸は痛みを取ったり不調を改善するのに効果が高いわけですが、鍼を刺すから効果が高いわけではなく、お灸を据えるから効果が高いわけではありません。
鍼やお灸が身体の反応を効率的に引き出してくれるから効果が高いのです。

 

マッサージと鍼灸、どちらが良いとかは無い

 

最初の質問はこの内容でした。
「肩こりに悩んでいるので解決したいのですが、マッサージと鍼灸、どちらがよいですか」

この答えとしては「鍼灸」ということになります。
ただ肩こりの解決が「痛みを治す」ことなら鍼灸ですが、揉み解したいのなら「マッサージ」に答えが変わります。

このように答えはお客さん側のニーズによりますし、マッサージと鍼灸はどちらが優れている?なんてこともありません。
両方必要です。大事なのは「適切に使い分けられているか」です。
使い分けできないと最初いったように「満足」できずに終わることもあります。

「なんか…求めているのと違う」とならないように今回の記事を参考にして適切な活用ができることを願っています!

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