ここ数年、フィットネスや筋トレが一般の方に浸透していたようです。
街を歩けばいたるところにフィットネスジム。美容室やコンビニの次くらいに数多いんじゃないですかね。運動習慣が浸透し、健康な人が増えるのは喜ばしいことですよね。
今回は、腰痛対策の筋トレでおすすめの方法をご紹介しようと思います。
よく言われている「腹筋・背筋」だけでは不十分!腰の痛みにはここを鍛えるべきです。
腰痛対策で筋トレが有効な理由
そもそも筋トレを行うことがなぜ腰痛対策で有効なのかというと、筋肉の血流が良くなるからです。
筋トレというのは言い換えると「筋肉への刺激」なのですが、筋肉を刺激することで血流を大幅にUPさせることができます。
筋トレを充分に行っている筋肉は磨かれた「艶やかな筋肉」、運動を行っていない筋肉は錆びついた筋肉、想像してみてほしいのですがどちらが調子がよいでしょうか?
もちろん血流が充分行き届いた艶やかな筋肉です。錆びついた筋肉はいかにも痛みそうで、「ギシギシ」音が出そうってなもんです。
筋トレを行い、筋肉を磨きましょう!
ぎっくり腰にも筋トレは重要
もちろんぎっくり腰に対しても筋トレは大切です。
ぎっくり腰は「脳」の面も大きく、動きを無意識に制限してしまうものですが筋トレを行うことで制限が解除され、本来の動きを取り戻すことができるのです。
予防以外にも、ぎっくり腰の回復を早める効果もあります。
詳しくはこちらの記事もどうぞ!
ぎっくり腰になったからといって安静にしたままではよくないのです。
積極的に筋肉に負荷をかけ、本来の動きを取り戻すことが大切になってきます。
毎日継続するのはしんどい…そんな時は
腰痛対策に筋トレが大切な理由はシンプルです。
使ってなきゃ錆びるから動きが悪くなる、そういうことです。
ただ続けるとなると、気持ちを強く持たないといけないのではないか…。
途中で続けるのが面倒になったらどうしよう…。
そんな時はこちらの記事を参考にして、運動を継続してみてくださいね!
具体的にどんな筋トレを行えば良い?
ここから具体的な内容について解説していこうと思います。
腰痛対策の筋トレは何を行えば良いのかということなのですが、最初に「何を行ってもマイナスにはならない」ということを把握しておいてください。
例えば腰痛対策のために「腕立て伏せ」を行ったとします。
「腕と腰、全然違うじゃん、意味ないじゃん」と思うかもしれませんが意味はあります。
腕立て伏せを行うことで全身の血流改善になるかもしれませんし、リフレッシュになるかもしれませんよね。
要するにどんな運動を行っても少なくともマイナスになることはないので、ご自身がやりやすい運動を優先的に取り入れて行うことが大切になってきます。
あまり種目選びで、神経質になることはありません。
ただその中でも腰痛対策に影響が大きい種目は存在します。ここからその種目を紹介します。
腹筋・背筋だけでは不十分です!
んで、よく言われるのが「腹筋・背筋を鍛えるべし」ということです。
腹筋と背筋をバランスよく鍛えることで腰回りの筋肉が強化されるんですね。
だから腹筋と背筋を継続して行った方が良いとされています。
もちろんこれは正解です!じゃあ腹筋・背筋だけ行えばよいのかというとそれは違うんですね。
カバーしきれていない
たしかに身体(特に身体の中心の体幹部分)を動かすうえで腹筋と背筋は重要ですが、実際もっと多くの筋肉が関係してきますので、腹筋・背筋だけではカバーできないんですね。
鍛える部位と痛む部位に「ズレ」が生じることが多い
2つ目の理由は、腰が痛む部位とずれていることが多いからです。
腹筋や背筋のやり方にも関係してきますが、鍛える部位と実際痛む部位とで「ズレ」が生じることが多いんです。
ピンポイントで狙った部位を鍛えるというのは高等技術です。
やり方を間違えると逆に痛めてしまう…
これは腹筋・背筋の効果の話ではないですが、腹筋と背筋はやり方を間違えると逆に腰を痛めてしまいます。行う際にはフォームを充分に考える必要があります。
もちろん「腹筋と背筋だけでは不十分」という話であって意味ないということではありませんよ。
臀部(お尻)の筋トレを行うべし!
ではどこの筋トレを行うべきか、なのですが臀部(お尻)の筋肉です。
また臀部かよ!越中詩郎かよ!と思われてしまったかもしれませんが、臀部の筋トレが腰痛対策に有効なんです。
(※越中詩郎:ヒップアタックという技を得意にしたプロレスラー)
日常生活の動作を思い出すと、臀部の筋肉を使う機会が実に多いこと。
椅子に座る、階段を上がる、物を持ち上げる、様々な場面で使っています。
先ほど腹筋・背筋の話をしましたが、下で支えるのは臀部の筋肉で、腹筋・背筋とつながって私たちの動作に大事な役割を担っています。
また臀部の筋トレを行った方が、実際に腰痛になる部位を捉えることができます。
臀部の筋トレはこのやり方で
臀部の筋トレは「脚を後ろに蹴りだすように動かす」ようにします。
フィットネスジムには専用のマシンが置いてありますが、自宅でも比較的簡単に行うことができます。
筋トレを行ったあとはストレッチを行って疲れが残らないようにしてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
1日30分から継続してみましょう!
今回は、腰痛には臀部(お尻)の筋トレが効果的であると解説しました。
毎日忙しいかと思いますが、まずは1日30分から始めてみましょう!
腰痛やぎっくり腰治療後に筋トレを継続された方は予後(治療後の様子)が良好である方が多いです!
少しずつでも続けてみてください。
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