早いもので、10月になろうとしています。
すっかり秋ですね!
涼しい季節に移っていくこの時期、いかがお過ごしでしょうか?
今回も、出張鍼灸治療の様子を綴っていこうと思います。
今回は「京王線」に乗って、ここに来ました。
ついに?聖蹟桜ヶ丘へ!
とうとう来ました!
聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)です。
ご存知、スタジオジブリ作品「耳をすませば」(1995年)の舞台にもなりました。
いうなれば「聖地」ということです!
聖蹟桜ヶ丘って、名前がかっこよくないですか?
だってね、「桜が丘」でも良かったわけですよ(笑)
地名からきているのか、桜が丘って場所が国内に多すぎるからか、理由は定かじゃないですが、聖蹟って!
言ってみたいよ、声に出して!
「聖蹟桜ヶ丘で待ってるわ」てね。
「聖蹟桜ヶ丘で飲まない?」とか。(な…)
「聖蹟桜が丘からどのくらい」やら。(長…)
「まずは聖蹟桜が丘から歩き」おお。(ちょっと長い…)
ミルコ・クロコップ・フィリポピッチ!(長い名前と言えばこれ)
訪問先を目指し、川崎街道へ
まずは駅前から、「川崎街道」を歩きます。
この名前もどこかおしゃれに感じてしまうのは、バイアスがかかっているから?(笑)
それこそ「この道、ずっとゆけば」川崎に続いているのでしょうね。
野猿(やえん)街道へ
川崎街道から、野猿(やえん)街道という変わった名前の道を歩きます。
街道から街道へ(笑)
やっぱり、自分でご自宅まで歩いて治療に伺うのが好きですね。
この近くには「古墳」があるそうですが、夜の時間だったのでよく見えません。
ご自宅が近くなったので、治療を行う格好に着替えます。
何の写真か分からないから不気味です(笑)
汚れたりするの避けたいので、直前まで治療着に袖通したくないというか。
着るタイミングは、これから詰めていきます。
ということで、ご自宅に到着しました。
ご夫婦の治療をご自宅で行いました
ご自宅に伺いまして、ご夫婦の施術をさせていただきました。
- ご主人は急な痛みが襲う「ぎっくり腰」に悩んでいる
- 奥様は慢性的な「腰痛」に悩んでいる
それぞれの痛みや不快感を取り除く治療を行います。
【ご主人の施術】2日前に発症した「ぎっくり腰」
ご主人の、腰の激痛が発症したのは2日前でした。
椅子から立ち上がる際に「グキッ!」と来たそうです。
何とか歩けるから仕事には行ったものの、痛みが引かないとのこと。
突然の腰の激痛「ぎっくり腰」は、男女差や年齢関係なく発症します。
施術は45分ほど。じっくり治療させていただきました。
骨盤周りのコリを取りつつ、鍼で筋肉を緩めます。
痛みが現れる体勢や動きを再現しつつ、治療アプローチを行います。
結果的に、この段階で痛みは0になり、全く問題なく動けるようになりました。
様々な要因が重なって、腰の激痛が引き起こされた可能性があるので無理は禁物かなと。
といって、「安静」はNGです。難しいところではあるのですが。
ぎっくり腰の期間を短くする方法も併せてどうぞ!
【奥様の施術】出産から腰と首が張る
続いて奥様の腰と首の張りですが、ご出産されてから気になるそうです。
身体に負担をかけないように、全身治療を行いました。
弱めの刺激を意識しつつ、ツボに対し手と鍼でアプローチを。
今回の症状には、内くるぶしの上にある「三陰交」(さんいんこう)という名前のツボも効果的!
こちらも優しい刺激を送ったら、内臓が動いていました。
腰と首の可動範囲が広がり、随分楽になったとおっしゃっていただけました!
嬉しかったです!
気が付いたら結構遅い時間に。
ご協力いただき、感謝しかないです!
ツボに耳をすませば
鍼灸師の道に進み、勉強して臨床に出てから、当たり前のように「ツボ」について考え、「ツボ」の選び方に迷い、ツボに触れてきたつもりです。
ここに来て改めて、人間のツボの深さを実感しています。
ほんの少しのズレが、治療効果を大きく左右するのは事実。
先生の治療方針によってはツボは関係ない場合もあるでしょうし、患者さんが治っているならそれは正解。
ただ、個人的な興味もあるけど「ツボ」について更にマスター出来たら、患者さんのためにもなるし、私が目指している「達人」にも辿りつくことができるかもしれない!
ツボに耳をすませば…実際は「指」ですかね(笑)
もっと症状を良くするために、さらに精進していこうと思います。
触れただけで、全て治せるようなりたい!
そんなことを、分倍河原で考えたのです。。
今回は、聖蹟桜が丘へ出張治療に行った話を綴りました。
めっちゃ良い雰囲気の街なので、また訪れることできたら嬉しいです!
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