格闘技の練習後に、痛みの施術をすることがよくあります。
小金井市桜町に私が所属する格闘技道場があり、週何回かクラスを担当しています。
担当するクラスが終わったあとに練習などで痛めた箇所がある道場性の方を施術させていただくというわけです。
格闘技の修行の場で、治療の修行
もう10年近くかな。私が駆け出しのころ、鍼灸師として臨床の場に立ち始めた頃からこうやって施術をする機会をもらっています。
ここの道場は格闘技を修行しますが、治療の修行もさせていただいていたというわけです(笑)
痛みは様々で、こぶしを痛めた、肘を極められて痛いなどから、数日の後の試合に間に合うように治療したい、ぎっくり腰になってしまってクラスに穴を空けられないから何とかしたい、など千差万別で、先ほども言ったように修行です(笑)
出張訪問鍼灸師としての心得「いつ何時、どんな状況でも」
「いつ何時、どんな状況でも」燃える闘魂のような言葉ですが(笑)
出張訪問で施術をさせていただく心得みたいなものは道場での施術が活きているような気がしています。道具が無い、とか言っていられない。自分の腕で、あるいは使えるものを使うという心得です。周りがどんな環境でもバッチリ治療できるのが理想の形なので。
この日は、腰痛の治療
それでこの日も、稽古後に道場で施術をさせていただきました。
数日前から左側の腰が痛く、太ももの方まで張りがあるとのこと。前に身体を曲げると痛むということで施術を開始しました。
足首を緩め、肩甲骨も緩める施術を行います。痛めた際の心当たりはないということなのですが、練習の疲れが影響していることも考えられるので全身の治療を行います。
(この方は、週何回もバリバリ稽古されるタフマンです)
この段階で、一度腰痛の具合を確かめます。施術前との比較を行っていただきます。
この段階で半分ほどは痛みが減ったとのこと。ここから鍼を用いて施術を行います。
腰痛治療の鍼灸のポイントは「脇腹」と「お尻」
一概には言えませんが腰痛治療において鍼で狙う有効ポイントは「脇腹」と「お尻」です。
様々な原因で腰痛になりえますがこの2つのポイントは押さえておくと良いんです。
鍼を刺し、刺激を送って、もう一度腰痛の具合を確かめてもらうと、痛みはほぼ無くなりました。動いても問題なしです。
成功の秘訣は「長く続けられること」そのために健康な身体が必要
格闘技を行う一般の方には2つのタイプがあります。
1つは入会当初に飛ばして、練習も試合もどんどん詰めて行うタイプ。
先天的に身体能力に優れている方が多いです。
もう一つは、ペースを考え、地道にコツコツ続けるタイプです。
身体能力が優れている感じではないので、最初は稽古でも押されたり、試合でもなかなか勝てないことがあります。
さて、数年後続けているのはどちらでしょうか?
なんとなくお分かりかもしれませんが、後者です。
コツコツ続けて着実に力を付けた人が続けることができて、身体能力で上回っていた前者のタイプを「逆転」する瞬間が訪れるんです。
この瞬間が、格闘技の醍醐味のひとつなんだよなぁ。
なぜ、逆転できたかというと「続けることができたから」です。
短い時間軸で見れば身体能力を武器にガンガンやってるほうが「格好良い」かもしれないですが、長い目でみると全く違ってきます。
最初は上手くいっていた人も失敗して心が折れたり、怪我などが理由で早くして辞めざるえなくこともある。
続けることさえできれば逆転できるんです。成功したといえますよね。
いわずもがな、これは人生全般でもいえること。
続けられれば、前に進み続けることさえできれば、「逆転」できます。周りの逆境もいつからか追い風に変わるんです。
では戦い続けるために必要なことは何か?
健康で、強い身体なんです。これを持っていれば戦えるんです、逆転劇を演じることができます。
痛みを治療することに価値があるのは、人生の「成功」に結びつくからだと私は考えているのです。
長く格闘技を続け、人生を楽しくするために
私も長く格闘技を続け目標を達成したいですし、道場生の方にも長く続けていただきたいです。
稽古の成果が実った瞬間を味わってほしいので、毎回全力で稽古に打ち込めるように、身体のケアのサポートをさせていただこうかなと思います。
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