豊島区での施術

運動中に発生した「ぎっくり腰」治療の治療(板橋区)

「運動中に軽いぎっくり腰になったので、来てもらえませんか?」


と連絡が入ったので、出張治療に向かいました。

埼京線の板橋方面です。


(お盆中、完全ノックダウン中に何回も聞いた怪談家・西浦和也さんの代表作「獄の墓」はどうやら板橋ではないようです…一体、どこなのか?)

そんなことはさておき。

ジャンプした衝撃でぎっくり腰になった

自宅に到着しました。

歩けることは歩けますが、

天井を見るように身体を反らすと痛む
寝た状態から起き上がるのがしんどい

とのこと。

なぜぎっくり腰になったのかと聞くと、運動中にジャンプして着地した衝撃で腰に響いたんだそうです。

想像するだけで痛そう……赤坂方面のオブジェが関係しているそうですが。

オブジェ…

さぁ、ではさっそく治療に入っていきます。

腰の痛みには「足首」が鉄板!

まずは横になって頂いた状態で、足首を緩めます。
足首はいわば下肢のクッションの働きをしています。

クッションの役割は衝撃を吸収すること。
もしクッションが固くて衝撃が自分に戻ってきたらどうでしょうか?

守る働きどころか自分が多大なダメージを被ってしまうでしょう。


足首も同じで、座る動作、歩く動作、しゃがむ動作などいずれも足首が関係しています。

足首が固く衝撃が吸収されないと、その上にある腰に響いてしまうことは想像に難くありません。

アキレス腱を指でつまんで足首を伸ばす・曲げる動きをしてもらうという手技で、足首はだいぶ緩みました。

コリが、疲れがたまっている「股関節」をほぐす

そのあとは、股関節を緩めます。


人によってはくすぐったく感じる方もいますが、ここを緩めると腰の痛みに効果抜群!

起き上がる動作も楽に行えるようになります。


中野駅近くの整体かなにかの看板に「病は股関節に始まり、股関節に終わる」っちゅう文字がありますが、私は正しいと思っています。


ジャンプした際に腰を痛めたということは、股関節もダメージを負っているはず。

股関節を入念にほぐしました。

ぎっくり腰には「脇腹」のツボが効く

続いて、脇腹のツボを刺激し腰の痛みの軽減を図ります。
一番効率的な鍼で緩めました。


ここまでの施術で、歩くのもスムーズになりました。

身体を反らし天井を見る動きも施術前とは見違えるようで、可動範囲が広がっています。

ただ、まだ大きく踏み出したり、階段を上るのが不安だそうです。
ここからは、動いて治します。
ぎっくり腰を改善して早く日常生活に戻るためには、脳のロックを解除し、通常の運動を思い出す必要があります。

正しい運動に「上書き」するイメージかなと。

これでぎっくり腰の早期改善が可能です。


ツボを押さえながら大きく踏み込んだり、階段を上る動きを行っていただきました。

ぎっくり腰は「動いて治す」正常な運動を思い出させることが大事です!

結果は?普通に動けるようになった

結果ですが、普段と全く変わらない動きができるまでに回復しました。

施術前は動きの制限がたくさんありましたが、ほぼ全て消えました。

ほんと嬉しかったです!

運動は絶対したほうが良いですが、怪我には充分気を付けてください。


筋肉質だろうが腰は痛めますし、ぎっくり腰は誰しもなりえますから。

ではまた!

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鍼灸師 藤澤優作

東京都小平市を拠点に出張施術を提供したり、オンラインでセルフケア方法をレクチャーさせて頂いております。このブログでは鍼灸に関する豆知識や施術の様子、肩こり腰痛の改善に役立つ情報を綴ります。 鍼灸師歴13年。格闘技選手・指導者でもあります。

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